2014年12月8日(月)にドイツよりアルフォンス・キーナー講師を招き、1年生が特別講義を受講しました。
“ヨーロッパにおける歯科衛生士・歯科助手の役割について”
歯科医療の先進国であるヨーロッパの歯科衛生士事情やインプラントの歴史、歯科衛生士学校におけるインプラントの授業についてやメンテナンス、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士の関係についてなど、同時通訳で講義しました。
上の写真は、3Dメガネで骨や細胞の病理画像を立体的に見ているところです。
写真などもまじえながらのわかりやすい講義内容で、皆真剣に耳を傾けていました。
学生たちは世界を知る良い機会にもなりました。
【講師】
ドイツ COMLOG Biotechnology社
学術教育担当者
Alfons J.Kiener、C.D.T
アルフォンス・キーナー
略歴
1991-2004 スイス ストローマン社勤務
教育・学術担当者Dr.Buser、Dr.BelserらとITIインプラントの学術資料の作成やチューリッヒ大学、
フライブルグ大学他での講演を行う。インプラントの講習会を世界各地で行う。
2004-現在 カムログバイオテクノロジー社勤務
教育・学術担当責任者として世界各地で歯科医師、歯科技工士向けの講演を
定期的に行うとともに、学術会議の責任者として活躍する。
2014年11月25日(木)、これから臨床実習が始まる2年生の戴帽式を行いました。
厳粛な空気の中、歯科衛生士キャップを学校長から授与され、ろうそくに明かりを灯します。
これは、ナイチンゲールがランプの貴婦人と呼ばれたことに由来しています。
ナイチンゲールはクリミア戦争時、ランプに火をともし、夜通し傷ついた兵士たちを看病していました。
ランプの火はナイチンゲールの患者をいたわる心の象徴です。
2年生はその火と歯科衛生士キャップを受け取るとともに、看護の心といたわりの精神も受け継ぎ、
医療の現場で学ぶ準備が整いました。
これから始まる臨床の現場での実践的な実習を前に緊張気味ですが、ナイチンゲール誓詞にのっとり誓いを立て、
将来の夢に向けて気持ちを新たにしました。
2014年11月8日(土) 第34回「西衛祭」を無事開催することができました。
東京西の森歯科衛生士専門学校に校名変更してから、初めて11月に開催される学校祭!
当初はお客様にご来校いただけるのか、天気は大丈夫なのか…と不安でいっぱいでしたが、
当日はお天気ももち、高校生、ご家族連れ、ご近所の方、卒業生など
多くの方にご来校いただき、大盛況のうちに終わることができました。
ご来校いただいた皆様には、至らない点多々あったかもしれませんが、
学生も日頃の勉強の成果を発揮できたり、
一年に一度の学校祭というなかでの皆様との交流の機会をいただき、
学生にとってとても良い経験になったこと、感謝申し上げます。
ご協力いただきましたアンケートをもとに、
また改めてさらに良い第35回「西衛祭」を作り上げていくことでしょう。
来年もぜひご来校ください。
今回は学校祭準備のときに全校避難訓練も行いました。
本校はもともと耐震・防火構造の建物ですので、
基本的には安全ですが、もし万が一、ご来校いただいている皆様と被災した場合、
どのように誘導すればいいのか、
例えばこれが診療室だったら…等、医療人としての自分の行動を
改めて考える機会にもなりました。
これから歯科衛生士となって臨床の現場に出たときに、
その経験を活かしてもらえると思います。
そして、皆様にも今後とも彼女たちの成長を暖かくいただければと思います。
※学校祭の様子は、J:COM多摩でも放映されます。