2016年3月17日(木)、あたたかな春らしい陽気の中、35回生の卒業式を西の森ホールで行いました。
卒業生は皆、自信に満ちたような晴れやかな表情でした。
卒業生からの答辞では、
「毎日私を笑顔にしてくれ、一緒に頑張ってくれたクラスのみんな、厳しさ9割、優しさ1割でずっと背中を押してくださり、いつも見守ってくださった先生方、いつも私を気にかけて声をかけてくださった学務の先生方、口には出さないけれど、ずっと、誰よりも私たちを応援してくれた家族、多くの方々に感謝しています。」
という言葉に会場全体が感動に包まれました。
学校で過ごした3年間を忘れずに、これからは、医療人として、また、愛される歯科衛生士として現場で活躍していってください。
35回生のみなさん、卒業おめでとうございました。
2016年3月6日(日) 第25回歯科衛生士国家試験が、
本年も、日本大学文理学部キャンパスで行われました。
雨予報でしたが、みんなの思いが届き、晴れ間が見えました。
今日は3年間の集大成!学生も心なしか緊張気味です。
全員が集合すると、本校の名物でもある円陣を組みます。
緊張している学生も理事長の掛け声で気合を入れて試験に臨みます。
その後、理事長や学校長をはじめ、教職員全員が学生一人一人を励まし、声をかけて送り出しました。
全員が悔いなく、3年間学んできた実力を出し切れることと思います。
2月23日(火) 立川グランドホテルで開催されました
約20種の仕事分野の実習を体験できるという“お仕事・学問発見フェア”に、
本校も『歯科衛生士』の職業体験ブースとして参加しました。
今回は仮歯や入れ歯に使用する“レジン”という歯科材料に触れました。
レジンというと虫歯(う蝕といいます)を削った穴を埋め、
光を照射して固める材料…というものを想像しがちですが、
今回使用した材料は、それとは違うものです。
今回は体験なので楽しんで材料に触れてもらえればということで、
リアルなミニ歯型のストラップ作りをたくさんの高校生がブースで体験しました。
みんな自分で作った歯型やキャラクターを夢中で磨いていました。
『楽しい』ということが、自分に一番向いている職業につながるのかもしれませんね。
ちなみに歯科衛生士も実際の仮歯や入れ歯の調整の際に、こうした“エンジン”と呼ばれる機械も使用します。
歯科衛生士は単に『歯科医師の助手』と、
悲しくも勘違いされてしまうことが多いのですが、全く違います。
歯科材料ひとつをとっても、様々な種類、用途、使い方があって、
歯科衛生士はこれらを一つ一つすべて覚え、正しく使えるようにならないといけません。
みんなが笑顔で口から健康になるための、知識と技術を兼ね備えている、
『歯と口腔の健康のスペシャリスト』なんですね。
今回時間の都合上どうしても参加できなかった方たちには、
とても申し訳なく…。
ぜひ本校のオープンキャンパスなどに参加して、
他にも様々な歯科材料や器具に触れて、
歯科衛生士の仕事についてイメージを広げてみてくださいね。