戴帽式も終わり、
臨床実習も、3年生から2年生へバトンタッチし、
いよいよ今月から本格的に国家試験への準備が始まります。
今週は卒業論文発表会と歯科予防処置の症例検討会がありました。
卒業論文は、自分で決めたテーマを1年半かけて、調査・研究し、
最後に皆の前で、発表します。
「歯ブラシの使用の歴史と現状」や「矯正治療の歴史と現状」など、
非常に興味深い内容がありました。
また、歯科予防処置の症例検討会では、
課題として出された症例に対して、
患者様の生活背景や既往歴の仮説をたて、
歯科衛生士としてどのような処置ができるかということを、
グループで検討して、みんなの前で発表をします。
3年間で学んだ知識、
お互いに検討することによって、
より多角的な見方ができるようになります。
実際の仕事に就いてからも、
患者様の症例をもとに、
歯科医師とともに検討し、
患者様の症状が改善しない原因を究明することもあります。
11月24日(木) 西の森ホールにおいて、厳粛な雰囲気の中、37回生の戴帽式を行いました。
ナイチンゲールの灯りを継燈します。
これは、ナイチンゲールがランプの貴婦人と呼ばれたことに由来しています。
ナイチンゲールはクリミア戦争時、ランプに火をともし、敵、味方の区別なく、
夜通し傷ついた兵士たちを看病していました。
ランプの火はナイチンゲールの患者をいたわる心の象徴です。
歯科衛生士キャップが学校長から授与されます。
37回生は灯りと歯科衛生士キャップを受け取るとともに、ナイチンゲールに誓いを立て、臨床実習に臨みます。
理事長、学校長、3年生から励ましの言葉、来賓の方からお祝いの言葉をいただき、臨床実習への
期待と不安を胸に将来の夢に向けて気持ちを新たにしました。
12日(土)お天気にも恵まれ、西衛祭を無事開催することができました。
例年以上の来場者の皆さまにお越しいただき、
校内も1日中賑わっていました。
なかには、他県遠方から駆けつけてくださった方もいました。
今年は、特に早いうちからみんなで準備して作り上げた西衛祭、
みんなで笑顔いっぱいの一日を過ごすことができ、良い思い出となりました。
また、今年の西衛祭では初めてのLIVEも行いました。
「陽香 & The Super Traffic Jams」のお二人を迎え、さまざまな楽曲を披露していただきました。
観覧者からのリクエストの演奏もあり、とても盛り上がりました。
ご来場いただいた皆様、至らぬ点も多々あったかもしれませんが、本当にありがとうございました。
また、ポスター掲示等ご協力いただいた近隣の皆さま、感謝申し上げます。